<12>30代からの資格はこれが狙い目

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<12>30代からの資格はこれが狙い目

30代から資格取得を目指すとしたら、どんな資格を目指せばよいのでしょうか。30代といえば、新卒で就職したとしたら10年前後たっています。実務経験もそれなりに積んでいるはず。もし、転職するとしてもまったく未経験の業界を目指すことは少ないのではないでしょうか。だとすると、目指す資格は今の仕事をより専門的に学べる資格です

実務経験に頼り過ぎていると、「自己流」「社内でしか通用しないスキル」に陥っていることがあります。ずっと同じ環境で仕事をしていると、誰もがそうなりがちです。そして、自分では気付きにくい点です。

資格は、その試験範囲について正確な知識を持っている証拠になります。汎用的な知識があるということです。同じ資格を持っていれば、共通言語で話せるので、転職してもスムーズに仕事が進められるでしょう。中途採用者を受け入れる側も、資格を持っているということは基本的な知識は問題ないと判断できるので、その面では安心して受け入れができます。つまり、転職の際には実務経験に加えて資格を持っていると強みになるということです

それから、もう一つの考え方ですが、実務の周辺知識の資格を取ることです。ゼネラリストを目指す考え方です。直接仕事に関係する資格がないような場合、経営に関する知識、法律に関する知識など、周辺知識の資格を取ることで幅広い知識を得る考え方です。転職ではなく、会社の中でステップアップしていこうと思った時に有効な考え方です。

スペシャリストはつぶしがききません。その代わり、転職には有利です。一方、ゼネラリストは全般的な能力を持っている人なので、一つ飛び出た所が無い点ではスペシャリスト程転職には向いていません。その代わり、会社の中で別の部署に異動して活躍したり、管理職になるなど、社内での活躍が期待できます。

では、スペシャリストの資格とはどんなものでしょうか。もちろん業種によって異なりますが、一例をあげてみます。
不動産業界なら、宅建、マンション管理士。特に宅建は、契約などの重要事務を任せてもらうためには必須とも言える資格です。不動産業界で活躍するならば、宅建取得を目指しましょう。
企業の経理部門なら、簿記2級以上を目指しましょう。管理職を狙うなら、1級を。税理士資格があれば、なお良いです。総務や労務なら、社会保険労務士です。雇用者と従業者の権利を調整し、適法に働く環境を整えることができる知識が身につきます。

ゼネラリストの資格としては、
中小企業診断士が人気です。経営に関する広い知識が身につきます。自社の経営を分析し、コンサルティングすることができます。経営者、管理者をサポートできる資格と言えます。行政書士も、行政手続きが多い会社で活躍が望めます。たとえば、不動産会社では宅建主任者の登録、移転などが多く発生します。建設業であれば、技術者の登録や決算届けなど、何かと行政庁への手続きが発生します。行政書士は行政手続法や不服審査法を学びます。任せて安心だと思ってもらえるでしょう。

以上、30代からの資格についてまとめました。自分に合った資格を探して、早いうちに勉強を始めましょう。