<17>色々な仕事をしたいときに役立つ資格

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<17>色々な仕事をしたいときに役立つ資格

顧問型の仕事は、一つ一つの取引先と長く付合いが続きます。一方、スポット型の仕事は、原則として1つの仕事が終わればそこで付合いが終わります。色々な仕事、色々な取引先と仕事がしたいなら、スポット型の仕事を選ぶのが良いでしょう。
では、色々な仕事をしたいときに役立つ資格は、何でしょうか。

代表的なのが、行政書士です。
行政書士が扱う仕事の種類は8,000~10,000種類もあると言われています。多くの行政書士が専門分野を持っていますが、1種類だけということは少なく、いくつかの業務を行っているのが普通です。例えば、会社設立と、建設業許可、宅建業許可などを行っていることが多いです。建設業の許可を取りたいお客様が法人設立もしたい、ということは良くあるのでまとめて引き受けられると報酬も増えます。
会社設立と建設業の許可が終われば、そのお客様とは一旦そこで取引が終わりです。また別のお客様からの依頼を処理していくことになります。

このように、複数の業務を扱うこと、次々に別のお客様からの依頼をうけて仕事をしていくこと、これがスポット型の仕事の特徴です。スポット型の仕事の良いところは、比較的短期間で高収入が見込めること。建設業許可の仕事で、10~20万円程というのが相場です。また、毎回違うお客様と出会うことができるので、人脈がどんどん広がることもメリットの一つです。人脈が広がると、紹介による仕事が増えることが期待できます。

さらに、「会社設立ブームも下火になってきたな」と思ったら、別の仕事にシフトすることも比較的簡単です。「これからは外国人の来日が増えるから、外国人に関する仕事が来るに違いない」と、どんどん仕事を変えていくことも可能です。時代に合った仕事を行っていくことができる、と言えるでしょう。

上記のように、行政書士は仕事の種類が多いので簡単に独立開業ができると言われることも多いです。しかし、スポット型の仕事は継続的に仕事が取れなければ収入も0円になります。簡単に独立開業できるからといって、簡単に稼げるわけではないのでその点には注意が必要です。

行政書士の他には、司法書士もスポット型の仕事です。登記、過払い金の返還請求など、1回終わればそこで取引が終わる仕事です。ただ、登記に関しては特定の不動産企業や銀行と取引を継続するなど、スポット型半分、顧問型半分なところもあります。