<10>取り易い資格

*

<10>取り易い資格

難易度の他に、取り易い資格を見分けるコツはあるのでしょうか。いきなり難関試験に挑戦する前に、取り易い資格をとって試験慣れしておきたい。そう思う人も多いでしょう。

取り易い資格の目安としては、次の3つが重要です。

1.受験資格の制限がないこと
資格試験の中には、「3級合格者または実務経験2年以上 など」(FP2級)、「商学部、経済学部卒業、簿記1級合格 など」(税理士)などなど、受験するための資格を決めているものもあります。受験資格を満たしていないと、受験することすらできません。
「何人も」受験できる資格の方が取り易いと言えるでしょう。

2.受験チャンスが多い
弁理士、司法書士、行政書士、税理士、社会保険労務士などの難関試験は、年に1回の試験です。だから、その年の受験で合格できないと、次の年の試験が来るまで1年間かかります。難関試験ですから、2年、3年・・・・と、合格までかかる年数が多くなることが予想されます。
それに比べると、FPは年3回、簿記も年3回、MOSは毎月受験できます。TOEICとITパスポートもほぼ毎月受けられます。どうでしょうか、一年に一回のチャンスに掛けるよりも、2、3回チャンスがある方が取り組みやすくはないですか?また、年に1回の試験だと、始めようと思った時と受験のタイミングが合わず、次の年までまたなければならないこともあります。年に複数回受験できる資格であれば、どこかのタイミングには試験があるでしょう。
やる気のあるうちに受験できるので、結果も付いてきやすいと思います。

3.受験料が安いこと
受験料を比較してみると、
「5000円以下」
税理士(2科目まで。3科目以上は、5,500円~7,500円)簿記(2級まで)、FP(学科と実技いずれか受験の場合)

「5,000円~10,000円」
ITパスポート、行政書士、社会保険労務士、宅建、司法書士、簿記1級、

「10,000円~」
MOS、TOEIC、弁理士

受験料が高いと、「ちょっと試しにやってみようかな」という気に、なかなかなりませんよね。資格を取るには、とにかく勉強をスタートするしかありません。始める前にやる気が無くならないよう、受験料が安いことも取り易い資格の1つのポイントです。
まとめると、簿記、FPは受験チャンスも多く、受験料も安いので狙い目です。しかも、難易度もそれほど高くありません。3級からスタートして、2級、1級へとステップアップしていくこともできます。1級を取れば、立派なスペシャリストです。